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注意!!インフルエンザ流行中!

  2014/12/29    未分類

札幌市内ではインフルエンザの定点医療機関あたりの患者報告数が40.11と、警報レベルになったとの報告がありました。(12月15日~22日現在)
例年よりかなり早い流行です。
ひかりのでも、ちらほらとインフルエンザにかかる職員や入居者様が出ております。
これ以上感染を広げないように職員一同、細心の注意をして関わっております。

ここで「インフルエンザについて」、そしてそのほかの感染対策にも最も簡単で最も重要な「手洗い」についてお話しします。

普通のかぜは、のどが痛む、鼻がむずむずする、水様の鼻汁が出る、くしゃみやセキが出るなどが中心で、全身症状はあまり見られません。インフルエンザにかかると39度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、のどの痛み、鼻汁などの症状も見られます。さらに、気管支炎、肺炎などを併発し、重症化することが多いのもインフルエンザの特徴です。
また、インフルエンザは流行が爆発的に始まり、短期間に乳幼児から高齢者まで膨大な人に感染するという点で普通のかぜとはっきり区別されます。

潜伏期間は1~3日(ウイルスが体内に入ってから、症状が出るまで。この間にもウイルスを排出しています。)
インフルエンザウイルスは患者の咳・くしゃみによって気道分泌物に含まれて周囲に飛散します。この小粒子(ウイルスではなく)の数については1回のくしゃみで約200 万個、咳で約10 万個といわれています。その際、比較的大きい粒子は患者からおよそ1~1.5m の距離であれば、直接に周囲の人の呼吸器に侵入してウイルスの感染が起こります(飛沫感染)。また、患者の咳、くしゃみ、鼻水などに含まれたウイルスが付着した手で環境中(机、ドアノブ、スイッチなど)を触れた後に、その部位を別の人が触れ、かつその手で自分の眼や口や鼻を触ることによってウイルスの感染が起こる(接触感染)。感染の多くは、この飛沫感染と接触感染によると考えられています。
そうなんです!!鼻や口から入るだけでなく、ウイルスがついたところを触った手を伝ってインフルエンザは感染するんです。
なので、マスクやうがいだけでなく、手洗いもとても重要なんです!!

十分に手洗いをするために、ビオレではこのような歌が作られました。

「あわあわ手洗いの歌」です。
子供から大人までとても覚えやすい歌です。
ぜひyoutubeでみてみて下さい。一度聴いたら頭から離れません。一緒に歌いたくなります(笑)

この写真のように、普通の手洗いでは爪の周り・手首・指の間・親指の付け根に汚れが残りやすいと言われています。
なので、残りやすい所を念入りに洗うことが必要です。
洗うタイミングは、外出から戻った時・食事の前・食事の準備の前・排泄の後など、目に見える汚れが無くても、ウイルスはついています。念入りに洗いましょう。

また、手荒れがひどい方は、荒れた部分に汚れが残りやすいそうです。まめにハンドクリームを塗って保湿することが重要です。

これからの時期、インフルエンザとともに、ノロウイルスも流行する時期です。
ノロウイルスも、手からの感染を広げることが多いです。ですから、この手洗いをご家族や周りの人たちにも教えてあげて下さい。

年末年始、人混みに行かれる方も多いかと思いますが、どこからウイルスが入ってくるかわかりません!!ぜひマスクを着用して外出し、戻ったらうがい手洗いをするようにしましょう。

あとは、栄養をたっぷり取って、睡眠を十分とって、明るく笑って過ごすことも免疫力を上げる効果があるそうですよ。

元気に笑って、良い年を迎えましょう!!!

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