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夏の食事と栄養管理

  2014/07/22    未分類

夏本番!となってきましたね。

こんにちは。管理栄養士Ⅰです。

この暑い夏を乗り切るために、食事と栄養管理についてマジメにお話したいと思います。

「夏バテ」と言われる状態には、いくつかの種類があります。                                                                                                                           ①汗をかく → 水分補給する → 摂りすぎると胃液が薄まる → 栄養素の吸収力低下

体調不良

②エアコンの使い過ぎ → 汗をかかない → 体温調節機能の減退

→ 自律神経のバランスが崩れる

③-1 糖分の多い飲み物や果物の摂り過ぎ → 血糖値の上昇

→ 食欲減退

③-2 糖分の多い飲み物や果物の摂り過ぎ → 糖質代謝のためビタミンB1の消費 →ビタミンB1不足

→ だるさ、疲れやすさ

さらに、これらが複数重なっている場合も多いと思われます。

・・・書いていて、胃が痛くなってきました。。。

 

気を取り直して!!夏バテ予防の食生活のポイントは・・・

*疲労回復のためビタミンB1を摂る。・・・・・豚肉(特に赤身)、うなぎ、豆類、精製度の低い穀物(玄米や全粒粉パン等)を、ニンニクやネギなどに含まれるアリシンという成分と一緒に取り入れると、吸収率が上がる。

*たんぱく質の摂取・・・・・肉、魚、卵、大豆製品を使った主菜を毎食食べること。めん類の献立にも忘れずに摂りいれましょう。牛乳や乳製品にもたんぱく質は含まれている。

*香辛料、香味野菜で食欲増進・・・・・胃に適度な刺激を与えて、胃液の分泌を促す。(唐辛子、わさび、カレー粉、生姜など)

*酸味の活用・・・・・レモン、ゆず、酢、梅干しに含まれるクエン酸は、唾液や消化液の分泌を促し、疲労回復効果もある。

*涼しさの工夫・・・・・ガラスなどの器や竹製のランチョンマットなど、夏らしい涼しさを感じる工夫をすることで、いつもとは違った演出をしてみては。

 

その他、

こまめな水分補給は必須ですし、適度に汗をかくことも体温調節のためにはとても重要です。また、しっかりと疲れをとるために良い睡眠ができるよう、寝室の温度や湿度を調整することも大切です。

 

ひとつでも参考になれば、うれしいです。

 

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