旬の果物で風邪知らず!
2025/11/04 栄養
こんにちは!管理栄養士のHです。
11月に入り、朝晩の冷え込みが増してきましたね。インフルエンザも流行していますが、皆さんの体調はいかがでしょうか。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、旬の食材をうまく取り入れて元気な身体を作っていきましょう!
特養ひかりのでは、毎月旬な生果物の提供を行っています。
10月の生果物は、秋の味覚「柿」を提供しました。柿にはビタミンCがたっぷり含まれていて、風邪予防や貧血予防、美肌づくりにぴったりの食材といわれています!その他にも、食物繊維やカリウムも豊富で、腸内環境を整えたり、むくみ対策にも効果的で、「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざもあるくらい栄養満点な果物です。
柿の豆知識:渋みの正体は「タンニン」!
柿には渋柿と甘柿がありますが、もともとは全て渋柿だったのを知っていましたか?甘柿は鎌倉時代に渋柿から突然変異で甘柿が生まれ、渋みがなくそのまま食べられる柿は日本固有種とされています。また、渋柿に含まれる「タンニン」は、ポリフェノールの一種で抗酸化作用があります。渋抜きすると甘くなるけど、その「タンニン」が実は健康効果もある成分なんです!干し柿にするとタンニンが変化して、渋みがなくなり、甘みがぎゅっと凝縮されているんです。
美味しい柿の見分ける3つのポイント!
今回提供した柿は、「柔らかくて甘い😊」と皆さんとても喜ばれていました!そんな美味しい柿を見分けるには3つポイントがあります。
1.皮が全体的にオレンジ色でツヤがある!
2.大きくてずっしりと重みがある!
3.ヘタと果実の間に隙間がない!

そして11月の生果物は、冬の定番「みかん」を提供予定です!みかんもビタミンCが豊富で、寒い季節の強い味方です。手軽に食べられて、水分補給にもなるので、乾燥しがちなこの時期にぴったりの果物です!これからますます寒くなっていきますが、旬の果物を取り入れて、栄養バランスの良い食事で元気に冬を迎えましょう!
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