「床ずれには予防ケアが大事♪」
2022/03/08 未分類
皆さま、こんにちは(*^_^*)
施設看護師のTです。
施設の委員会のひとつに
「褥瘡委員会」があります。
この委員会の取り組みについて、
ちょっとお伝えさせて頂こうと思います。
まず、褥瘡(じょくそう)って何でしょうか~という方も
いると思いますので…
簡単に申しますと「床ずれ」のことです。
では、何が原因でできてしまうのか…
これは、皮膚への圧迫、ズレ、ムレなどの湿潤環境が原因で起きます。
また、栄養状態も関係してきます。
私達は「床ずれをつくらない」を目標にあげ、日々ケアにあたっていますが
気をつけていても、どうしてもできてしまうことがあります(;_;)
ご高齢者様のお肌は弱く…
特に尿や便の関わる部位の臀部には
皮膚トラブルが起きやすいです。
また、体調変化に伴い食事量が減れば栄養状態が悪くなり、
身体の機能も低下してくるので、そういう入居者様がいれば
床ずれになる可能性も高くなるため、どういう予防のケアが
必要かについても確認しています。
褥瘡委員会では
床ずれ予防の3本柱として
1 除圧
2 スキンケア
3 栄養管理
に重点をおいて予防ケアに取り組んでいます。
そして、私達は毎週「褥瘡カンファレンス」というものを開いています。
このカンファレンスには、各ユニットの介護職員、看護師、リハビリ、栄養士などの
多職種が集まり、床ずれができてしまった方の皮膚状態を確認しながら、
原因やその対策について、それぞれの専門意見を出し合って具体的な対策方法を
決めていきます。
床ずれのカンファを始めて約2年経ちましたが、
床ずれの発生や再発を起こさないための予防のケアって本当に大事ということを
日々強く感じています。
私達はこれからも日々、床ずれの予防ケアに力を注いで
頑張っていきたいと思います(^o^)丿
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