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介護報酬改定にあたって

  2021/01/29    相談

いつもひかりののブログをご覧いただきありがとうございます。相談員のTです。

コロナ禍において、少しでも明るい話題を届けようと、毎回素敵な写真を添えて投稿しておりますが、

写真は無いし、話が長いで有名な私が、今年4月に予定されている介護報酬改定という硬い話をしたいと思います。

 

3年に1度行われる介護報酬の改定で、今回は新型コロナウィルス感染症の影響もあり、

改定率が0.7%アップという、いわゆるプラス改定となりました。

このブログをご覧になる方は、介護サービスを利用されている方やそのご家族様が多いと思われるため、

この改定による影響を簡単に言うと、費用負担の増加が見込まれます。

どのくらいの負担増となるかについては、利用されているサービスや、その事業所の職員体制、

取り組み内容によって異なるため、詳しくは改めて個別に説明を差し上げることになりますが、

介護保険1割負担の部分においては、増えたとしても月額数十円~数百円増というところになるかと思います。

 

もちろん費用の増額を求めるにあたっては、より一層利用されている方の生活が豊かなものになるよう、

国が求める「科学的介護」に与する情報提供であったり、具体的な介護の質の向上が伴う必要があります。

その取り組み内容についても、詳しくは改めて説明を差し上げますので、ご理解いただければと思います。

 

また、直接費用等には関係ありませんが、「脱はんこ」の影響が波及してきており、

これまで押印が必須だったケアプランなどの書類で押印を要しなくなるものがあります。

これは介護保険に限らず、役所関係の書類でもすでに押印不要のものが出てきており、

いよいよ本格的に「脱はんこ」が進んでいることが、見て取れます。

 

4月はいろいろ生活の身の回りのことが変わるタイミングではありますが、

複雑に進化を遂げる介護保険について、なるべくわかりやすく説明できるよう、

準備を進めてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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