3月3日のお食事は・・・
2025/03/12 栄養
こんにちは！管理栄養士のHです。
最近はプラスの気温が続き、雪解けが進んで来ましたね！もうすぐ、北海道でも春の到来が見えて来ました！
ひかりのでも２月の中旬からひな人形が飾られており、もうすぐ今年度も終わるのだなと１年の速さを実感しています。
ところで皆さんは、３月３日のひな祭りに食べるちらし寿司やひなあられなどにどのような意味があるのかご存じでしたか？
色々な説がありますが、こちらで一部紹介したいと思います。
ちらし寿司
ちらし寿司は、華やかな見た目と豊富な具材で、女の子の健やかな成長を願う桃の節句にふさわしい料理とされています。また、ちらし寿司の「散らす」作り方には、「幸せを広げる」という意味もあり、家庭や地域で広く親しまれています。ちらし寿司に入っている具材にはそれぞれ意味があり、えびには長いひげと曲がった背中から「腰が曲がるまで長生きしてほしい」という長寿の願い、レンコンには穴が開いていることから「未来を見通せるように」との願い、錦糸卵には「財宝が貯まる」と言われています。
はまぐりのお吸い物
はまぐりの貝殻は、対になる貝殻同士が完璧にぴったりと合うという、他の貝にはない特徴があります。このことから「夫婦円満」や「良縁」の象徴とされ、縁結びのシンボルとしての歴史を刻んできました。平安時代はこのぴったり合う貝の形状を利用して「貝あわせ」という遊びが貴族のあいだで流行したことから、雅なイメージもあるようです。
菱餅
その起源は３００環境でも力強く生きる植物「菱の実」に由来しているようです。この実が「生命力」や「健やかな成長」を表していると言われます。菱餅の色には「緑新芽が白い雪の下から芽吹き、桃の花を咲かせる」いう情景を表現されています。さらに各色には意味が込められていて、「緑＝健康・長寿」「白＝清浄・純潔」「桃＝魔除け」を表しています。
ひなあられ
ひなあられは、ピンク・黄・緑・白の4色で春夏秋冬を表現し、「季節とともに健康に育ってほしい」という願いが込められています。また、関東では甘い味、関西では塩味やしょうゆ味と、地域ごとに味わいが異なるのも特徴です。
こちらの写真は３月３日昼食のちらし寿司の献立です
皆さんも是非、食事の文化を調べてみてくださいね！
■ホームページ
